肥満が引き起こすもの

肥満とは「正常な状態に比べて体重が多い」、あるいは「体脂肪が過剰に蓄積した」状況のことです。日本肥満学会は、肥満状況を「BMI」を使って診断しています。では肥満になると、どのような健康障害が出てくるのでしょうか?

1.心臓への負担
肥満になり体が大きくなると、毛細血管もその分長く伸びます。すると心臓は、今までより遠くへ血液を送らなければならなくなり、心臓に負担がかかります。また、脂質異常症、動脈硬化の進行を加速させる危険性が高まります。

2.膝、腰への負担
歩いてとき、膝には体重の2~3倍の荷重がかかります。肥満は、変形性膝関節症の原因となるなど、膝や腰への負担を大きくします。

3.睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群の原因の1つとして、首周りに脂肪がついて気道が狭くなっていることが挙げられます。

4.生活習慣病
高血糖、高血圧、高脂血症などさまざまな生活習慣病を引き起こした状態、「メタボリックシンドローム」の原因となります。メタボリックシンドロームについてくわしくは「内臓脂肪がアブナイ!メタボリックシンドローム」

5.婦人科の疾患
肥満により血中のテストステロンというホルモン値が上昇すると、卵巣ガンリスクが高くなるという調査結果があります。また、肥満の人は閉経後も女性ホルモンの濃度があまり下がらないため、乳がんリスクが高まるとも言われています。